世界一のバタフライハンターのオリジナル・ナイトウェア

ムールト   P.LE MOULT

ウジェーヌ・ル・ムールト(E.LeMoult)の冒険服は、家族代々に渡り継承されてきました。その冒険服が今、曾孫にあたるP.LeMoultによって蘇り、解き放たれます。

P.LeMoultのコレクションは全てウジェーヌの伝記に影響されています。「ロリータ」の小説で有名なノボコフ氏、日本では昭和天皇裕仁様、ベルギー国王レオポルド三世、ソビエト連邦首相セルゲイ・フルチショフの息子などの熱心なクライアントを持っていた世界一のバタフライハンター、ウジェーヌの人生そのものは冒険の伝記です。そのため、彼女のコレクションはシーズン毎に彼らの名前をとり、最新のものはノボコフ氏の名前をとりNABOKOVとなっています。

ウジェーヌ・ル・ムールト   EUGÈNE LE MOULT

https://ja.wikipedia.org/wiki/ウジェーヌ・ル・ムールト

蝶ハンティングは当時教育の一環であり、紳士の遊びでもありました。

ジャーナルTINTINユース7から77年  1956年5月24日の第396 "Le carrousel de l'éphémère" (ウジェーヌ・ル・ムールト、蝶ハンターの生活)

ジャーナルTINTINユース7から77年  1956年5月24日の第396 "Le carrousel de l'éphémère" (ウジェーヌ・ル・ムールト、蝶ハンターの生活)

ウジェーヌはブラジルの北に位置する悪魔の島”Devil’s Island”で育ちました。幼い頃から蝶を追いかける中で獰猛なジャングルの中で眠りに落ちることもありました。蛇やジャガー、蜘蛛がのったりと潜む森の中で、です。

TINTIN Le Journal n°396

石器時代から続く部族が住み、島内にある監獄に送りこまれた受刑囚も続々と島へやってきました。映画「Papillon」ではダスティン・ホフマンやスティーブ・マックイーン等の名俳優がこの島の物語を演じています。

TINTIN Le Journal n°396

蝶ハンターであるが故にウジェーヌは寝間着に利便性を求めました。

パリに戻ったウジェーヌは世界で唯一無二の蝶コレクターとなりました。彼以上のコレクターは3つ。ロンドン、パリ、そしてワシントン博物館です。

Paris Match N°314 du 02/04/1955

Paris Match N°314 du 02/04/1955

“人々は蝶集めのことを可愛げな無頓着の象徴とみる。が、実際はこれはある種のスポーツであり、大変なものの一つである。フランスではこれを例えば、歩き続けること、登山すること、長距離走などにあたるものが、熱帯地方ではこれにプラスして野生の動物が加わる。”

 ウジェーヌ・ル・ムールト 4月2日パリ 1955年

プラリネ・ル・ムールト   PRALINE  LE MOULT

Photo by Maria Ziegelböck http://mariaziegelboeck.com

Photo by Maria Ziegelböck http://mariaziegelboeck.com

世界一有名な2大ファンション美術大学セントラル・セント・マーチンズとエコール・デ・ボザール両校を卒業。

LVMHアート賞を受賞したPraline LeMoultが曽祖父の遺した伝記を継承する。

彼女の先祖代々がそうしてきたように、彼女もまたウジェーヌの伝記を読み漁る。日本にも奥本大三郎氏の『捕虫網の円光 標本商ル・ムールトとその時代』などがある。